- 急な眠気の原因がわかる
- 急な眠気に対処できる
最近お昼頃に急に眠くなるなぁ
それは血糖値の影響で眠くなってるかもしれませんね。
昼食後には眠気が襲ってきやすいんですよ!
昼食をとってないのに眠くなっちゃう時があって、、
なるほど。急な眠気には病気が影響しているものもあるので、
当てはまる病気があるかチェックしてみてくださいね!
- 急な眠気の原因は?
- 急に眠くなるのは病気?
- 急な眠気の対処法は?
- 急な眠気の原因は生活リズムの乱れから
- 急な眠気の原因は病気の可能性も
- 急な眠気の対処法は生活習慣の改善から
急な眠気の原因はこれかも
急に眠くなる原因は以下の5つの可能性が高いです。
- 睡眠不足
- 睡眠負債
- 睡眠の質の低下
- 体内時計の乱れ
- 食後
- 薬の副作用
睡眠不足がもたらす影響
急な眠気の原因で最も多いのは睡眠不足です。
必要な睡眠時間が取れていないことがあると、睡眠不足症候群を発症します。重度の場合、仕事中に急に眠くなる理由になります。
蓄積する睡眠負債とは?
睡眠不足のが慢性的に続き、蓄積によって心身へ支障をきたしている状態のことです。
個人差はありますが、一般的な睡眠時間は6.5時間から7時間程度とされていますが、それより短い時間の睡眠を毎日のように続けていると睡眠負債になります。
睡眠負債を抱えている人の主な症状は以下の通りです。
- 日中でも眠気がある
- 体がだるい
- イライラしやすい
- やる気が出ない
睡眠の質が悪いと眠くなる理由
睡眠の質が低下することで、睡眠の時間を十分にとっているという方でも、睡眠リズムが乱れてしまうと「熟睡できない」「寝ているのに疲れがとれない」などの症状に悩まされることになります。
体内時計の乱れが原因で眠くなる?
体内時計の乱れによって、急に眠くなるだけではなく、昼間頭がぼーっとする、食欲の低下、寝たい時間に寝れなかったりします。
また、体内時計の乱れは肥満やメタボ、糖尿病などの病気のリスクが高くなると言われています。
食後の眠気のメカニズム
急な眠気は食後に起こりがちです。具体的なメカニズムとしては食事の際に摂取する糖質(主に炭水化物)が血中のブドウ糖を増加させることで血糖値を上昇させます。
血糖値の上昇が急激に起こるとその分血糖値を下げる働きを持つインスリンというホルモンが大量に分泌されます。このインスリンの働きにより、高血糖状態が突然低血糖状態に変わってしまうため、ブドウ糖が脳へ十分に回らなくなり、眠くなったり頭が回らなくなってしまう症状が発生するのです。
また、ダイエットや忙しさから朝ごはんもしくは昼ごはんを抜いてしまう方は血糖値の急上昇、急降下によって強い眠気やだるさ、めまいなどをより感じやすくなります。
薬の副作用による眠気
急な眠気の原因として、薬の副作用なども考えられます。薬を飲むことで眠くなってしまう原因としては、薬の脳への届きやすさにあります。特に風邪薬やアレルギーの薬は眠気を引き起こしやすい傾向があります。
薬を飲む前に薬の副作用を確認してから、
飲むようにしましょう!
眠くなる病気って?考えられる疾患
急な眠気に襲われる方はもしかすると病気の恐れがあるかもしれません。
急に眠くなる病気として考えられるものは以下の2つです。
- 睡眠時無呼吸症候群
- ナルコレプシー
睡眠時無呼吸症候群とは?
空気の通り道である気道が、体重の増加、下顎の後退などの原因によって狭くなり、眠っている間に呼吸が止まっている状態になります。
体が酸素不足になるので、何度も覚醒が生じて、不安定な睡眠になります。また、いびきの原因にもなります。
ナルコレプシーの特徴
急に眠くなるのは、過眠症の一種である「ナルコレプシー」かもしれません。
ナルコレプシーに現れる特徴的な症状には、次のようなものがあります。
- 過度な眠気
- 自動的に慣れた行動を続ける
- 興奮状態で起こる脱力
- 眠っているときに体が動かない
- 寝つく際の幻覚症状
ナルコレプシーは10~20代の発症が多く、
13~16歳の思春期がピークになります。
急な眠気に効果的な対処法5選
急な眠気のその場での対処法として以下の5つを試してみてください。
- 仮眠をとる
- 軽い運動やストレッチを行う
- カフェインを摂取する
- 顔を洗う
- 部屋の換気をする
すぐに仮眠を取る
仮眠をすることで急な眠気を対処できます。
しかし、昼食以降の長時間の仮眠はかえって夜の睡眠の妨げになり、さらなる生活リズムの乱れを引き起こす原因となってしまうため、仮眠を20分以内に収めることを意識しましょう。
軽い運動やストレッチ
最近運動不足気味な方もいらっしゃるかもしれません。軽い運動やストレッチは急な眠気を覚ますだけでなく、寝つきが良くなる効果があります。
また、寝つきを良くするための運動のタイミングとしては、夕方から夜にかけての時間帯、就寝の3時間ほど前がおすすめです。
就寝直前の運動は体が興奮してしまい、
睡眠の妨げになるため、控えましょう!
カフェインで眠気を撃退
コーヒーなどに含まれているカフェインには眠気を覚ます覚醒効果があります。
注意点として、一般的な1日の摂取量は健康な成人は最大400 mg、妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mgと言われています。
また、カフェインが体内から半分排出されるのに約5~7時間必要だと言われていますので、睡眠の質を低下させないために、就寝前約5~7時間にはカフェインの摂取は控えたほうが良さそうです。
上手くカフェインを摂取して、
眠気を覚ましましょう!
眠気を飛ばすためにカフェインを含む飲み物は睡眠の質を下げ、恒常的に飲み続けると自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。よってカフェインの摂取には十分注意を払う必要がありそうです。
顔を洗ってリフレッシュ
顔や手に冷たい刺激を加えることで脳の働きが活発になります。
急な眠気の対処法として、顔を洗うのもおすすめの一つです。
常温よりも冷水だと効果が上がります!
部屋の換気気分をリセットト
部屋の空気を入れ換えることも眠気覚ましには効果的かもしれません。
空気中の二酸化炭素濃度が高くなると、倦怠感や頭痛、耳鳴り、息苦しさなどの症状が現れるといわれています。
部屋の換気をして、部屋の空気をスッキリさせましょう。
質の良い睡眠をとるための工夫
良質な睡眠をとることで生活リズムを整えることができ、急な眠気を防ぐことにつながります。
改善できるものがあれば改善してみたり、生活に取り入れてみてください。
- 生活リズムを整える
- 夜はカフェインを控える
- 就寝直前は食事をしない
- 就寝直前はタバコやお酒は控える
- 就寝直前はブルーライトを浴びない
生活リズムを整えるコツ
基本的な生活リズムは、朝は目覚めとともに身体の活動スイッチがONになり、夜は活動スイッチをOFFにして休息へ向かいます。
生活リズムを整えることで、起床後から徐々に身体の調子が上がり、心肺機能や筋力も高まっていくため意欲的に動くことができます。
就寝前には、覚醒から睡眠へスムーズに移行できるように、副交感神経が優位にするためのリラックス時間と空間を設けることが大切です。
夜はカフェインを控える理由
カフェインの主な効果は以下の4つです。
- 覚醒作用
- 興奮作用
- 血管拡張作用
- 利尿作用
就寝前にカフェインを摂取することで、睡眠に悪影響を与えてしまう可能性があります。
個人差はありますが、就寝時間の6時間前を目安に、カフェインの摂取は控えたほうがよいでしょう。
就寝直前は食事をしないポイント
夜遅い時間の食事は消化活動で体が活発的に働いてしまい睡眠が妨げられるため、できるだけ控える方が良いとされています。また、食事によって得たエネルギーは消費されにくく、消費されなかった余分なエネルギーは体脂肪になりやすいです。
食事は、就寝3時間前には済ませておくのが理想です。
タバコやお酒を控えるタイミング
就寝前、眠れないからといって、タバコやお酒に手を出してしまいがちですが、タバコのニコチンやアルコールは睡眠の妨げになったり、睡眠の質が低下してしまう恐れがあります。
ブルーライトを避ける方法
就寝直前にブルーライトを浴びると、体内時計が乱れたり自然な眠りを誘う作用を持つ「メラトニン」というホルモンの分泌が抑制されてしまいます。
夜になるにつれて徐々にメラトニンの分泌が高まり、その作用で深部体温が低下して、休息に適した状態に導かれ眠気を感じるようになりますが、メラトニンの分泌が抑制されると脳が昼間だと勘違いしてしまい、上手く寝付けなくなってしまいます。
就寝前は必要以上にスマホやパソコンを見るのは控えましょう!
眠気が続く場合は医師の診断を
紹介した対処法を試してみても、「急な眠気が改善されない」「急な眠気が生活に影響する」場合は医師の診察を受けるようにしましょう。