日中も強い眠気やだるさが続いたり、生活に支障が出る場合は寝過ぎのサインと考えられます。単に「休日に少し長く眠る」だけなら問題ありませんが、毎日のように長時間眠ってもスッキリしないのは注意が必要です。
代表的な寝過ぎのサイン
1日10時間以上眠っているのに疲れが取れない
起きても頭が重く、集中力が続かない
日中に強い眠気で仕事や勉強に支障が出る
休日に長時間寝ても平日は眠気が解消されない
こうしたサインがあるときは、単なる寝不足の反動ではなく「過眠症」や「うつ病」など、睡眠や心のトラブルが背景にある可能性もあります。
なぜ寝過ぎてしまうのか
寝過ぎの背景にはいくつかの原因があります。生活リズムの乱れやストレスのほか、脳内のホルモンや神経の働きの異常、さらには睡眠時無呼吸症候群なども関わることがあります。

ともき先生
「少し寝だめする」程度なら問題ありませんが、毎日のように寝過ぎて生活に影響が出ている場合はサインです。続く場合は自己判断せず、睡眠外来や心療内科で相談することをおすすめします。