良い影響(メリット)
1. 呼吸がラクになる
頭を少し高くすると気道が広がりやすく、いびきや軽い無呼吸の予防につながる。
2. 鼻づまりや花粉症に効果的
頭を高くすることで鼻の通りが改善し、鼻呼吸がしやすくなる。
3. 胃酸の逆流を防ぎやすい
逆流性食道炎や胸やけがある人は、頭を高くすると胃酸の逆流を防ぎやすい。
4. むくみ対策になる
顔や首のむくみが気になる人には、水分が下に流れやすくなるから朝スッキリしやすい。
悪い影響(デメリット)
1. 首や肩に負担がかかる
枕が高すぎると、首が前に曲がりすぎて首コリ・肩コリの原因になる。
2. 背骨のカーブが崩れる
仰向けで高い枕を使うと、背骨のS字カーブが崩れやすく疲労が残る。
3. 寝返りが打ちにくい
頭が高く固定されることで寝返りの回数が減り、血流が悪くなることもある。
理想の高さの目安
仰向け:5〜8cm程度(首の自然なカーブを支える高さ)
横向き:8〜12cm程度(肩幅を埋められる高さ)
うつ伏せ:低め〜フラットがベター

ともき先生
枕を高くして寝ることは、呼吸の改善や胃酸逆流の予防、むくみ軽減などメリットがあります。
でも、高すぎると首や肩に負担がかかって逆効果になるので、自分の寝姿勢や体型に合った高さに調整することが大切です。