睡眠障害のナルコレプシーの症状は?

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ナルコレプシーは日中に強い眠気や突然の眠りに襲われる睡眠障害で、生活や仕事に大きな影響を及ぼす病気です。特徴的な症状はいくつかあります。

主な症状

  1. 過度の昼間の眠気

     夜にしっかり眠っていても、日中に強烈な眠気が襲ってきます。会議中や授業中、時には食事中や会話中でも眠ってしまうことがあります。

  2. 情動脱力発作(カタプレキシー)

     笑ったり驚いたりと強い感情が引き金となり、急に力が抜けて膝が崩れたり、顔がゆがんだりする症状です。意識はあるのに体が動かないのが特徴です。

  3. 入眠時幻覚

     寝入りばなに、現実と夢の区別がつかないような鮮明な幻覚を見ることがあります。

  4. 睡眠麻痺(いわゆる金縛り)

     寝入りや目覚めのときに体が動かなくなる現象が頻繁に起こります。

日常生活への影響

ナルコレプシーは「眠気に逆らえない」ことが最大の問題で、学業や仕事に支障をきたすことがあります。また、本人だけでなく周囲の理解が得られにくく、生活の質を下げてしまう原因にもなります。

ともき先生
ともき先生

ナルコレプシーは「強い昼間の眠気」「情動脱力発作」「入眠時幻覚」「睡眠麻痺」といった症状が特徴的です。眠気が日常生活に支障を与えていると感じたら、睡眠専門医や神経内科での診断・治療を受けることが改善の第一歩になります。

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