枕が高すぎる場合の首の痛み
症状の特徴
仰向けで寝たときにあごが下がり、首が前に曲がるような姿勢になる。
→ 寝起きに「首の後ろ側」や「肩まわり」が張って痛くなることが多い。よくあるケース
横向き用に高めの枕を買ったけど、仰向けでも使っている人。
首こり・肩こりがひどくなりやすい。
枕が低すぎる場合の首の痛み
症状の特徴
仰向けで寝たときに頭が沈み込み、あごが上がって首が反り返る。
→ 寝起きに「首の前側」や「喉元まわり」が突っ張るように痛くなる。よくあるケース
「低い方が首に良さそう」と思って薄い枕を選んだ人。
首の反りが強くなって違和感が出やすい。
理想的な枕の高さの目安
仰向け:5〜8cm程度(首の自然なカーブを支える高さ)
横向き:8〜12cm程度(肩幅と首のすき間が埋まる高さ)
うつ伏せ:低め〜ほぼフラット(首のねじれを減らすため)
チェック方法
①枕に頭をのせて寝てみる
②横から見て、首から背骨が一直線になっているか確認
③あごが下がっていれば高すぎ、あごが上がっていれば低すぎ

ともき先生
首が痛い原因は、枕が高すぎても低すぎても起こりうるんです。
目安は「首から背骨が自然にまっすぐ」になる高さ。もし痛みが続くなら、タオルを枕の下に入れて高さを微調整するのが一番手軽で効果的ですよ。