ロングスリーパーだからといって必ず短命になるわけではありません。
しかし、長時間睡眠が続く場合、その裏に「体の不調」や「生活習慣の乱れ」が隠れている可能性があるため、注意が必要です。
睡眠時間と寿命の関係
いくつかの研究では、7時間前後の睡眠をとる人が最も寿命が長い傾向にあると報告されています。
一方で、9時間以上眠る人は、心血管疾患や糖尿病、うつ病などのリスクがやや高くなる傾向が見られています。
ただしこれは「睡眠が長いから短命になる」のではなく、長く眠らざるを得ない体調不良が背景にあるケースが多いと考えられています。
ロングスリーパーと病気の関係
体質的に睡眠時間が長い「真のロングスリーパー」は、健康に問題がない人も多いです。
しかし、慢性的な疲労やストレス、ホルモンバランスの乱れが原因で睡眠時間が延びている場合、生活習慣病やうつ症状のサインであることも。

ともき先生
ロングスリーパー=短命というわけではなく、「眠る理由」が大切です。
日中に元気で活動できているなら問題ありませんが、長時間寝ても疲れが取れない場合は、体や心の不調を疑ってみましょう。
睡眠時間の長さよりも、“睡眠の質と体調のバランス”が健康寿命のカギです。