鬱病の症状のひとつに、不眠症があります。眠れない状態が続くと気分の落ち込みがさらに強くなり、悪循環に陥ることも少なくありません。では、鬱病による不眠はどのように改善していけば良いのでしょうか。
鬱病の不眠症を和らげる方法
- 生活習慣を整える(就寝・起床時間を一定にする、昼寝を長くしすぎない)
- 寝る前のスマホやカフェインを控える
- リラックスできる習慣を取り入れる(読書・軽いストレッチ・ぬるめのお風呂)
- 睡眠環境を整える(静かで暗い寝室、快適な寝具)
医師による治療が必要な場合
・生活改善をしても眠れない
・日常生活や仕事に支障が出ている
・気分の落ち込みや意欲低下が強い
こうした場合は、心療内科や精神科での治療が大切です。抗うつ薬や睡眠薬を使うことで、眠りのリズムを取り戻しやすくなります。医師と相談しながら安全に使うことがポイントです。

ともき先生
鬱病の不眠症の治し方は「生活習慣の見直し」と「医師による治療」の両輪です。無理に自分だけで解決しようとせず、早めに専門家へ相談することで、睡眠も気分も改善しやすくなります。