寝てる時 何波?

PR

レム睡眠と脳波

レム睡眠の特徴

寝ている時には、私たちの脳は異なる睡眠段階を経て活動します。その中でもレム睡眠(急速眼球運動睡眠)の脳波について詳しく見てみましょう。

レム睡眠の定義

レム睡眠は、急速眼球運動(REM)を伴う睡眠段階のことを指します。急速眼球運動睡眠とも呼ばれ、眼球が非常に速く動くことが特徴です。レム睡眠は、通常は夢を見る時間帯とされています。

脳波の特徴

レム睡眠中、私たちの脳波は特定の特徴を持ちます。これには、脳の活動や身体の状態に関する重要な情報が含まれています。

脳の活動
  • レム睡眠中、脳は覚醒状態に近い活動を示します。大脳皮質は覚醒時よりも強く活動しており、その活動は夢を見るときに反映されます。
脳波の周波数
  • レム睡眠時の脳波は通常、4 Hzから7 Hzのシータ波が優勢です。これは覚醒時と同様の振幅を示します。
眼球運動と夢
  • レム睡眠中、眼球が急速に運動します。この時期には夢を見ることが多く、脳の活動と夢が関連しています。
矛盾する状態
  • レム睡眠中は、身体は骨格筋が弛緩して休息状態にありますが、脳は活動しています。このため、外見的には寝ているように見えますが、脳は覚醒状態にあるため、逆説的な状態とされています。

ヒトの睡眠パターン

レム睡眠はヒトの睡眠パターンの一部を占めています。新生児期においては睡眠の約半分をレム睡眠が占めますが、成長とともに睡眠時間の割合は減少していきます。小児期では約20%、大人では約20-25%がレム睡眠とされています。

タイトルとURLをコピーしました