生理前 眠すぎて何もできない?

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生理前 眠すぎて何もできない?

生理前の眠気について

生理前から生理中にかけて、女性ホルモンのバランスの変化だけでなく、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌量も減少します。このセロトニンの減少も、眠気に関わることが知られています。

排卵に伴って分泌が増加した女性ホルモンからは、眠気を引き起こす物質(アロプレグナノロン)が発生されます。 生理前3~10日の期間に、寝ても寝ても眠くなる場合は、PMS(月経前症候群)の可能性が高いです。

眠気を軽減する方法

  • 10~30分程度の昼寝をしましょう。ただし、昼寝時間は30分までに留めましょう。目覚めが悪くなったり、夜に眠れなくなったりしてしまいます。
  • 市販薬や漢方薬(プレフェミン、命の母など)の使用もおすすめです。一度、薬剤師やかかりつけ医に相談してみましょう。ただし、3~5日服用しても症状が改善されない場合は、使用を中止し婦人科へ行きましょう。
  • 自律神経を整えて、“質の高い睡眠”をとるようにしましょう。リラックスできる空間づくりをする(アロマを焚く、ヒーリング音楽を流すなど)、日中は光を浴び、昼夜のメリハリをつける、カフェインやアルコールを控える、栄養バランスの良い食事を摂る、規則正しい生活を心がける、ストレスをためない、禁煙するなどがあります。

婦人科で相談することも

眠気くらいで婦人科に行っていいのでしょうか?もちろんです。日常生活に支障をきたしているようであれば治療が必要です。医師には「いつ、どんなときに眠気が生じるのか」「普段の睡眠時間」や「睡眠の質」などを説明しましょう。

生理前の異常な眠気でお困りの場合、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。PMSは毎月、生理の3~10日間前になるとさまざまな精神的または身体的症状が現れる病気です。生理開始とともに症状が改善するのが特徴です。

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