ノンレム睡眠とレム睡眠は、人間の睡眠において2つの状態があります。ノンレム睡眠は脳の休息と成長ホルモンの分泌に関係しており、レム睡眠は記憶力アップ、夢を見やすい、体の休息、すっきり目覚められるなどの効果があるとされています。睡眠の1周期は約90〜120分で、睡眠後半になるにつれて、ノンレム睡眠よりレム睡眠が長くなる傾向があります。夢を多く見るのはレム睡眠中で、レム・ノンレム睡眠の周期には個人差があるとされています。
以下に、ノンレム睡眠とレム睡眠の特徴をリスト形式でまとめました。
ノンレム睡眠
- 大脳皮質の活動が低下する
- 筋肉の緊張度が低下する
- 副交感神経が優位になる
- 心拍数や体温、代謝などが低下する
レム睡眠
- 大脳皮質の活動が活発になる
- 筋肉の緊張度が低下する
- 副交感神経が優位になる
- 夢を見やすくなる