- スキンケアや睡眠の質を改善し、翌朝の肌のコンディションが向上
- 美容ケアの時間がなくても寝ている間に綺麗になれる
- 寝ている間に美容効果をupさせる具体的な方法
仕事も家事もあって、スキンケアに時間なんて取れない・・・。夜も疲れてすぐに寝ちゃうしどうしたらもっとキレイになれるんだろう?
確かに忙しい毎日で美容に時間を割くのは難しいですよね。
でも、もし寝ている間に努力せずにキレイになれるとしたらどう思いますか?
寝ている間に?そんな夢みたいなことが・・・?
- 寝ている間に簡単に美容効果を得たい
- 忙しくてスキンケアや美容ケアに時間を取れない
- 疲れがたまって肌荒れやくすみが気になる
記事のまとめ
- 美肌の秘訣は『質の高い睡眠』
- スリーピングパックは寝ながら使えるのでおすすめ!
- 睡眠前に摂ると良いものを知っておくと便利
寝ている間に肌が再生する?
引用元:大阪本町メディカルクリニック 睡眠中にホルモン分泌の変化
睡眠中の特に眠りが深い時(ノンレム睡眠)に成長ホルモンが分泌されます。
このっ成長ホルモンは肌細胞の修復と再生を促進する役割を果たしているんです。具体的に言うと、この成長ホルモンのおかげで昼間に受けた紫外線や環境ダメージによる肌の傷ついた細胞が修復され、新しい細胞が作られるんですよ。また、コラーゲンの生成も促進してくれるため肌の弾力性やハリが向上!私たちにはなくてはならない存在ですね。このため十分な睡眠を取ることが美肌のために非常に重要なんです。
肌が生まれ変わるのは睡眠中
引用元:エスエス製薬 ターンオーバーのしくみ
正常なターンオーバーの周期は約6週間!すこやかな肌を保つためのターンオーバー(肌代謝)は睡眠中に活発化します。寝不足が続くとそのサイクルが遅くなり古くなった角質が肌の表面に残り肌荒れを引き起こしやすくなるんですよ。
就寝時刻も大切
肌のターンオーバーを促しているのはなにか知っていますか?それは脳下垂体という場所から分泌される「成長ホルモン」といわれるものなんです。グラフでも説明したように成長ホルモンが多量に分泌されるのは睡眠中。つまり、寝不足が続くと成長ホルモンの分泌量が低下しターンオーバーのサイクルが乱れるというわけです。
成長ホルモンの分泌量のピークは睡眠に入った直後から3時間前後。そしてターンオーバーが活発に行われる時刻は22時から深夜2時まで。
たくさん寝ればよいのか!と考えていたそこのアナタ、惜しいです。
「夜更かしを避け22時までに就寝が理想」です!
美肌の秘訣は「質の高い睡眠」
「質の高い睡眠」で本当に美肌になれるの?
美肌になれます!!!!
質の高い睡眠が美肌を作る理由はここまでもお話ししてきたように体が睡眠中に肌の修復と再生を行っているからです。成長ホルモンの分泌に関してのみお伝えしてきましたが、それ以外にも様々な効果があるんですよ。
☆コラーゲンの生成
質の良い睡眠中にコラーゲンが作られます。コラーゲンは肌のハリと弾力を保つために重要な成分でシワやたるみを防いでくれているんですよ。睡眠不足が続くとこのコラーゲンの生成が減少し肌の老化が進む可能性◎。
☆肌の水分バランスを整える
睡眠中は肌のバリア機能が整い水分を保持しやすくなっているんです。質の高い睡眠が続くと肌の乾燥が防がれしっとりとした健康的な状態を維持できるんですよ。
☆ストレスホルモンの減少
睡眠がしっかり取れるとストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が抑えられます。コルチゾールは肌の炎症や老化を促進するため睡眠不足が続くと肌荒れやニキビができやすくなるんです。逆に十分な睡眠でコルチゾールの量が減れば肌トラブルも減るでしょう。
たしかにたくさん寝れた日は気分が良いですよね。
☆ 血流の改善
質の良い睡眠中は血流が良くなり栄養や酸素がしっかりと肌細胞に届けられます。これによって肌の新陳代謝が促進されクマやくすみのない明るい肌が作られますよ。
質の高い睡眠のための環境を整えよう
引用:厚生労働省 e-ヘルスネット
理想的な睡眠環境は、適切な室温(18〜22度程度)と湿度(40〜60%)と言われています。さらに過度の光や騒音を遮断することでより理想に近づくことができるでしょう。
また、寝具の快適さも重要!体に合ったマットレスや枕を選び、清潔なシーツを使用することで身体的な快適さを確保できますよ。アロマディフューザーでラベンダーなどのリラックス効果のある香りを使用したり、照明を暖色系の柔らかい光に調整するのも良いですね。質の高い睡眠のためにより良い環境を整えてみましょう!
質の高い睡眠には保湿も大切!
乾燥した環境で寝ると肌の水分が奪われてしまい朝起きたときにカサカサしたりつっぱった感じがしますよね。特に、冬やエアコンをつけたまま寝ると空気が乾燥して眠れないことが多いのではないでしょうか?肌が乾燥するとバリア機能が低下してしまい肌荒れやシワができやすくなるんです。だから寝ている間にもしっかり保湿することが肌を守るためには大切なんですよ!
☆空気の乾燥を防ぐために加湿器を使おう!
部屋の空気が乾燥していると肌や喉も乾燥してしまいます。加湿器を使うことで部屋の湿度を保ち快適な環境に!理想の湿度は40〜60%くらい。加湿器を使えば、寝ている間も肌がしっかりと潤った状態を保てますし風邪や喉の痛みの予防にもなりますね。
☆シルクやサテンの寝具って良いの?
最近シルクやサテンのナイトキャップや枕カバーが流行っていますよね。
シルクやサテンは肌に優しく、摩擦が少ない素材です。普通のコットン素材だと寝ている間に顔や髪に摩擦が起こりやすく、その結果肌が乾燥したり髪が傷ついてしまうことがあるんです。シルクやサテンの寝具なら滑らかな表面が肌や髪にやさしく摩擦を減らしてくれるので髪のダメージや寝癖がつきにくくなりますよ。また、シルクは保湿効果もあるので肌が乾燥しにくくなり一石二鳥!
☆寝ている間の脱水を防ぎ、肌や髪もぷるぷるに
寝ている間に体が脱水状態になると肌や髪が乾燥しやすくなります。寝る前にコップ一杯の水を飲むことで体内の水分バランスを保つことができますよ。また、ナイトクリームやヘアオイルを使って肌や髪を保湿するのも効果的。特に髪は乾燥すると切れ毛や枝毛ができやすいのでヘアオイルでしっかり保湿してあげましょう。
これらを意識して寝る前のケアを少し工夫するだけで肌や髪の調子がぐっと良くなるはずですよ!
寝ている間にできるスキンケア
寝ている間に効果をバツグンに発揮してくれるスキンケアを使ったことはありますか?
- ナイトクリーム
- ナイトマスク(スリーピングパック)
- レチノール配合の美容液
- ビタミンC美容液
- エッセンスオイル
- 目元のクリーム
最近流行りのレチノール配合の美容液!レチノールは日中は紫外線に弱い成分なので夜のケアにぴったり。寝ている間にしっかり働きかけて肌のハリや弾力を保ってくれますよ。
今回はいくつか挙げた中から特に手間のかからないナイトパック(スリーピングパック)について詳しく紹介していきますね。
スリーピングパックのメリットとデメリットは?
スリーピングパックのメリット
・一晩中効果続く: 一晩中効果が続くため日中のケアを補完できる
・深い浸透力: 長時間肌に留まるため美容成分がより深く浸透
・手間がかからない:洗い流す必要がないため、手間がかからない
スリーピングパックのデメリット
・寝具への付着: ベたつきが強い場合、寝具に付着することも。
・毛穴詰まり:長時間塗布することで、肌質によっては毛穴が詰まる可能性◎
・肌への負担:敏感肌の人には成分が刺激となり赤みやかゆみを引き起こす場合◎
普通のパックとの違いは?
スリーピングパック | 普通のパック | |
時間 | 一晩中 | 15~20分 |
使い方 | そのまま放置 | 洗い流すorふき取る |
効果 | 長期的に効果を発揮 | 即効性◎ |
これらを踏まえると、スリーピングパックは忙しい人におすすめ!
特に、毎日頑張っているけど時間がないっていう人にはピッタリ。寝ている間に簡単に美肌ケアができて朝にはぷるぷるの肌が手に入りますよ。洗い流す手間もなく楽ちんなのでぜひ一度試してみてくださいね!
睡眠中に美しくなるためには体内から
寝る前に摂ると良い栄養素を効果と共に紹介します!
栄養素 | 効果 | 食べ物 |
マグネシウム | ・神経をリラックス | ナッツ、バナナ、ダークチョコ、ほうれん草 |
トリプトファン | ・幸せホルモン「セロトニン」を作るのに必要 →リラックスした気分に ・睡眠ホルモン「メラトニン」を作り出す手助けをする | 牛乳やヨーグルト、卵、ナッツ、チキン |
ビタミンB6 | ・セロトニンやメラトニンを作り出すサポートをする →眠りの質がアップ | サケやマグロ、鶏肉、ひまわりの種、じゃがいも |
カルシウム | ・メラトニンの生成を助け筋肉をリラックスさせてくれる→体がスムーズに眠りに入れる | ヨーグルトやチーズ、ブロッコリー、豆腐 |
オメガ3脂肪酸 | ・ストレスを和らげ脳の働きをサポート →体も頭もリラックスするので質の良い眠りに | サーモンやサバ、チアシード、クルミ |
メラトニン | ・体内時計を整え自然に眠りやすい状態を作る(サプリでも摂れるが食品にも含まれいる) | チェリー、ブドウ、トマト、ナッツ |
より実践的に活用できる、寝る前に飲むべき+美肌に良い飲み物を紹介します。
飲み物 | 効果 |
カモミールティー | ・リラックス効果が抜群で眠りをサポートしてくれるハーブティー ・肌の炎症を抑える効果も期待できるので美肌にも◎ ・寝つきを良くして翌朝の肌の調子も整う |
ホットミルク | ・トリプトファンという成分により睡眠ホルモン「メラトニン」の生成をお助け ・牛乳に含まれるカルシウムは肌のターンオーバーをサポートし睡眠中の肌を修復する |
アーモンドミルク | ・ビタミンEが豊富なので肌の老化を防ぐ抗酸化作用がある ・低カロリーで体に優しい ・マグネシウムが含まれていてリラックス効果◎ |
ルイボスティー | ・ノンカフェインなので夜でも安心して飲める ・抗酸化作用が強いので肌のダメージを修復 ・肌のくすみが気になる人にピッタリ |
ジンジャーティー | ・体を温める効果◎ |
寝ている間にキレイになるために体の内側からサポートしていきましょう!
寝る前のリラックス習慣をつけよう
寝る前にリラックスするための習慣をいくつか紹介しますね!これを取り入れると気持ちが落ち着いて質の良い睡眠にもつながりますよ。
- お風呂にゆっくり浸かる
- ストレッチやヨガをする
- アロマを焚く
- スマホやパソコンを避ける
☆お風呂にゆっくり浸かる
ぬるめのお湯にゆっくり浸かると体も心もリラックスします。好きな香りの入浴剤を使うとさらに効果的!寝る1〜2時間前に入るのがベスト。
☆ストレッチやヨガをする
軽いストレッチやヨガで体をほぐすと筋肉がリラックスしてぐっすり眠れます。難しいポーズじゃなくて深呼吸しながら体を伸ばすだけでもOK!
☆アロマを焚く
ラベンダーやベルガモットなどのリラックス効果のあるアロマを部屋に焚くと自然と気持ちが落ち着きます。アロマディフューザーを使うのもおすすめ。
☆スマホやパソコンを避ける
寝る前はスマホやパソコンを見ないようにしてブルーライトから目を休ませましょう。代わりにゆっくり本を読んだり好きな音楽を聞くのも良いですよ。
これらの習慣を取り入れると寝る前の時間がもっとリラックスできてスムーズに眠りに入れますよ!